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2027|北海道大学の二次試験の科目・配点・倍率・変更点を徹底解説

2026.08.16

2027|北海道大学の二次試験の科目・配点・倍率・変更点を徹底解説

こんにちは、ホクガク事務局です!

北海道大学の一般選抜を目指すうえで、重要になるのが二次試験(個別学力検査等)です。

「北大の二次試験は何科目?」
「共通テストと二次試験の配点はどれくらい?」
「前期と後期で倍率はどのくらい違う?」
「2027年度から変更される科目はある?」

といった疑問を持っている受験生も多いと思います。

北海道大学では、大学入学共通テストと個別学力検査等の成績を中心に、調査書等も含めて総合的に合格者を決定します。

また、北海道大学は成績同点者の順位を決める場合には、個別学力検査等の成績を重視するとしています。

この記事では、令和9(2027)年度北海道大学一般選抜について、

  • 二次試験の科目
  • 共通テスト・二次試験の配点
  • 令和8(2026)年度の最新倍率
  • 前期日程・後期日程の違い
  • 2027年度からの変更点
  • 北大二次試験の対策

を詳しく解説します。


北海道大学「令和9年度 入学者選抜要項」はこちら

北海道大学の「二次試験」とは?

配点

一般的に「二次試験」と呼ばれる試験は、北海道大学の入学者選抜要項では
「個別学力検査等」と表記されています。

一般選抜では、

大学入学共通テスト

北海道大学の個別学力検査等

を中心に最終選抜が行われます。

また、志願者数が多い募集単位では、大学入学共通テストの成績による第1段階選抜が実施される場合があります。
北海道大学は、前期日程と後期日程に分けて一般選抜を実施しています。

前期日程では総合入試と学部別入試があり、後期日程は学部別入試のみとなっています。

2027年度からの二次試験の変更点

2027年度入試では、前年の2026年度から二次試験に重要な変更があります。

2027年度入試の主な変更点

① 数学Bの出題範囲に「統計的な推測」が追加
② 二次試験の外国語が「英語のみ」に変更

変更点① 数学Bに「統計的な推測」が追加

2026年度まで、数学Bの出題範囲は「数列」でした。

2027年度からは、

「数列」+「統計的な推測」

へ変更されます。

年度 数学Bの出題範囲
2026年度 数列
2027年度 数列、統計的な推測

この変更は、数学α・数学βの両方に適用されます。

2027年度受験生は「統計的な推測」についても、二次試験を意識した学習を進めておきましょう。

変更点② 二次試験の外国語が「英語のみ」に変更

2026年度までは、個別学力検査の外国語について、

英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1科目

を選択できました。

2027年度からは、英語のみとなります。

年度 二次試験の外国語
2026年度 英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1科目
2027年度 英語のみ


2027年度一般選抜の変更点は北海道大学公式資料から

前期日程の配点

北海道大学の前期日程では、多くの募集単位で二次試験450点が設定されています。

総合入試文系の配点

科目 配点
国語 150点
地理歴史または数学 150点
英語 150点
二次試験合計 450点
共通テスト 315点
総合計 765点

総合入試文系では、地理歴史または数学から1教科を選択します。

二次試験450点に対して共通テスト315点となっており、
二次試験の配点が共通テストより大きく設定されています。

総合入試理系・数学重点選抜群

科目 配点
数学 200点
理科2科目 100点(50点×2)
英語 150点
二次試験合計 450点
共通テスト 315点
総合計 765点

数学重点選抜群では、二次試験450点のうち数学だけで200点を占めます。

総合入試理系・物理・化学・生物重点選抜群

科目 配点
数学 150点
重点理科科目 100点
もう1科目の理科 50点
英語 150点
二次試験合計 450点
共通テスト 315点
総合計 765点

総合入試理系・総合科学選抜群

科目 配点
数学 150点
理科2科目 150点(75点×2)
英語 150点
二次試験合計 450点
共通テスト 315点
総合計 765点

学部別入試・前期日程の配点

文学部

科目 配点
国語 150点
地理歴史または数学 150点
英語 150点
二次試験合計 450点
共通テスト 315点
総合計 765点

教育学部・法学部・経済学部

科目 配点
国語 150点
数学 150点
英語 150点
二次試験合計 450点
共通テスト 315点
総合計 765点

医学部医学科・歯学部

科目 配点
数学 150点
理科2科目 150点
英語 150点
面接 75点
二次試験等合計 525点
共通テスト 315点
総合計 840点

直近の前期日程の倍率|令和8(2026)年度

令和8年度前期日程では、募集1,940名に対して5,442名が志願し、志願倍率は2.8倍でした。

実際の受験者は5,282名で、受験者数と合格者数をもとにみた倍率は2.7倍でした。

募集単位 募集人員 志願者数 志願倍率 受験倍率
総合入試文系 95名 391名 4.1倍 4.0倍
総合入試理系 1,034名 2,801名 2.7倍 2.6倍
└ 数学重点 133名 542名 4.1倍 4.0倍
└ 物理重点 239名 651名 2.7倍 2.6倍
└ 化学重点 240名 635名 2.6倍 2.6倍
└ 生物重点 169名 407名 2.4倍 2.3倍
└ 総合科学 253名 566名 2.2倍 2.2倍
文学部 118名 312名 2.6倍 2.6倍
教育学部 20名 52名 2.6倍 2.6倍
法学部 140名 431名 3.1倍 3.1倍
経済学部 140名 331名 2.4倍 2.3倍
医学部医学科 85名 229名 2.7倍 2.6倍
歯学部 38名 124名 3.3倍 2.9倍
獣医学部 20名 100名 5.0倍 5.0倍
水産学部 105名 286名 2.7倍 2.6倍
前期合計 1,940名 5,442名 2.8倍 2.7倍

令和8年度前期では、特に獣医学部5.0倍、総合入試文系・数学重点選抜群4.1倍などが高い志願倍率となりました。


令和8年度の入試実施状況は北海道大学公式資料から

後期日程の配点

北海道大学の後期日程は、前期以上に学部によって試験内容・配点が異なります。

文系4学部

学部 共通テスト 二次試験 二次配点 総合計
文学部 315点 小論文 200点 515点
教育学部 315点 小論文 300点 615点
法学部 355点 小論文 340点 695点
経済学部 355点 小論文 160点 515点

理系学部

募集単位 共通テスト 二次試験 二次配点 総合計
理学部 数学科 315点 数学200+理科100 300点 615点
理学部 物理学科 315点 数学100+理科200 300点 615点
理学部 化学科 315点 化学200+物理100 300点 615点
理学部 生物科学科(生物学) 315点 生物200+他理科100 300点 615点
薬学部 465点 理科2科目 300点 765点
農学部 465点 理科2科目 300点 765点
水産学部 465点 理科2科目 300点 765点
工学部 465点程度 数学150+理科150 300点 募集単位による
獣医学部 465点 理科300+面接200 500点 965点

直近の後期日程の倍率|令和8(2026)年度

令和8年度後期日程では、募集438名に対して3,857名が志願し、志願倍率は8.8倍でした。

一方、実際の受験者は1,597名で、受験者ベースの倍率は3.6倍でした。

募集単位 募集人員 志願者数 志願倍率 受験倍率
文学部 37名 314名 8.5倍 3.1倍
教育学部 10名 163名 16.3倍 7.4倍
法学部 40名 404名 10.1倍 4.5倍
経済学部 20名 218名 10.9倍 3.7倍
理学部 数学科 10名 116名 11.6倍 6.2倍
理学部 物理学科 3名 79名 26.3倍 10.3倍
理学部 化学科 20名 141名 7.1倍 2.6倍
理学部 地球惑星科学科 5名 65名 13.0倍 6.8倍
薬学部 24名 263名 11.0倍 4.0倍
工学部 139名 991名 7.1倍 2.8倍
農学部 53名 471名 8.9倍 3.5倍
獣医学部 15名 129名 8.6倍 5.3倍
水産学部 50名 423名 8.5倍 3.9倍
後期合計 438名 3,857名 8.8倍 3.6倍

特に令和8年度は、理学部物理学科26.3倍、教育学部16.3倍、地球惑星科学科13.0倍など、高い志願倍率となった募集単位もありました。

前期日程と後期日程の倍率を比較

日程 募集人員 志願者数 志願倍率 受験倍率
前期 1,940名 5,442名 2.8倍 2.7倍
後期 438名 3,857名 8.8倍 3.6倍

後期日程は募集人数が少ないため、志願倍率は前期より高くなる傾向があります。

一方で、第1段階選抜や前期日程の合格による欠席などもあるため、
志願倍率と実際の受験倍率には大きな差が生じる場合があります。

倍率を見る際には、志願倍率だけでなく受験者数もあわせて確認すると、実際の競争状況を把握しやすくなります。

北大二次試験では記述力も重要

北海道大学の二次試験では、最終的な答えだけでなく、そこに至る考え方を答案として表現する力も重要です。

特に数学や理科では、

  • どの条件を使ったのか
  • なぜこの式が立てられるのか
  • どのような流れで結論に至ったのか

が採点者に伝わる答案を書く練習をしておきましょう。

北海道大学は一般選抜の過去問題と正解・解答例等を公式サイトで公開しています。

過去問演習では問題を解くだけでなく、

大学公式の解答例と自分の答案を比較すること
もおすすめです。


北海道大学公式|令和8年度一般選抜の試験問題・解答例はこちら

北海道大学の二次試験対策で意識したい3つのポイント

① 志望先の配点を基準に学習計画を立てる

北海道大学は、募集単位によって二次試験の配点が異なります。

例えば総合入試理系でも、

  • 数学重点:数学200点
  • 物理重点:物理100点+もう1科目50点
  • 総合科学:理科2科目各75点

という違いがあります。

同じ北大理系でも、選抜群によって優先したい科目は変わります。

② 共通テストと二次試験を並行して対策する

前期の多くの募集単位では、

共通テスト315点:二次試験450点

という配点になっています。

そのため、高3の夏・秋の段階から共通テスト対策と並行して、記述式の数学・英語・国語・理科にも取り組むことが重要です。

③ 過去問では得点まで確認する

過去問を解いたときに、

「解けた・解けなかった」

だけで終えるのではなく、
自分の答案なら実際に何点程度になるのかまで確認しましょう。

数学や理科の記述答案、英作文、和訳などは、自分では減点ポイントを判断しにくい部分があります。

過去問演習を重ねながら、北大の採点を意識した答案を作れるようにしていくことが大切です。

北海道大学の二次試験対策に迷ったらホクガクへ

北海道大学では、共通テストと二次試験の両方を踏まえて学習計画を組む必要があります。

さらに、

「総合入試文系と学部別入試ではどちらが自分に合っている?」
「理系の選抜群はどれを選べばいい?」
「二次試験で各科目何点を目標にすればいい?」
「共通テストと北大記述対策をどう両立すればいい?」
「過去問はいつから始めればいい?」

など、現在の成績や志望先によって対策方法は変わります。

北海道大学受験専門オンライン家庭教師「ホクガク」では、北大を目指す高校生・受験生を対象に無料個別相談を実施しています。

現在の模試成績や志望学部、科目ごとの得意・不得意を確認しながら、

北大合格までに各科目で何点を目指し、何を優先して勉強するべきか
を一緒に整理します。

まとめ|2027年度は変更点を確認して二次試験対策を進めよう

2027年度北海道大学一般選抜では、二次試験について、

数学Bの出題範囲に「統計的な推測」が追加される
外国語の出題科目が「英語のみ」になる

という変更があります。

また、前期日程では多くの募集単位で、共通テストより二次試験の配点が大きく設定されています。

直近の令和8年度入試では、

前期:志願倍率2.8倍・受験倍率2.7倍
後期:志願倍率8.8倍・受験倍率3.6倍

でした。

まずは自分が志望する募集単位について、

  • 受験科目
  • 配点
  • 試験時間
  • 2027年度からの変更点
  • 過去問の出題傾向

を確認しましょう。

そのうえで、共通テスト対策と並行しながら、北大の記述式問題で得点できる力を早めに身につけていくことが重要です。

参考資料

※この記事は、北海道大学が公表している「令和9(2027)年度北海道大学入学者選抜要項」「令和9年度一般選抜における個別学力検査等の変更について」「令和8年度北海道大学入学試験実施状況」等をもとに、2026年8月時点の情報をまとめています。令和9年度一般選抜の学生募集要項は今後公表されるため、出願・受験の際には必ず北海道大学公式の最新情報をご確認ください。