最新情報News & Blog

最新情報News & Blog

北海道大学文学部はどんな学部?倍率・入試科目・配点・対策を徹底解説

2026.08.01

北海道大学文学部はどんな学部?倍率・入試科目・配点・対策を徹底解説

こんにちは!ホクガク事務局です!

北海道大学文学部を志望しているものの、

「文学部では具体的に何を学べるの?」
「前期日程と後期日程で入試科目はどう違う?」
「共通テストと二次試験は、どちらを重視すればよい?」

と疑問を持っている受験生も多いのではないでしょうか。

北海道大学文学部は、文学だけを学ぶ学部ではありません。哲学、歴史学、考古学、文化人類学、言語学、心理学、社会学、地理学など、人間や社会、文化に関する幅広い分野を学べる学部です。この記事では、北海道大学文学部の概要、学べる内容、令和8年度入試の倍率、入試科目・配点、合格に向けた学習方法を詳しく解説します。

※この記事は、北海道大学が公表した令和8年度一般選抜学生募集要項、令和8年度入試結果、北海道大学文学部公式サイトなどを基に作成しています。

ホクガクの無料個別相談はこちら

北キャンパス – 北海道大学 総合イノベーション創発機構

★北海道大学文学部の概要

北海道大学文学部には、人文科学科の1学科が設置されています。

人文科学科の定員は185名です。このうち、学部別入試の募集人員が155名、総合入試からの移行人数が30名となっています。

学部別入試の155名は、前期日程118名、後期日程37名に分けて募集されます。

北海道大学では、出願時点で文学部を選ぶ「学部別入試」のほか、「総合入試文系」で入学し、1年次終了後に文学部への移行を目指すこともできます。

総合入試では、1年間幅広い教養科目や基礎科目を学んだうえで、本人の希望や1年次の成績などを踏まえて移行先の学部が決まります。

文学部で学びたい内容が明確な受験生は学部別入試、大学入学後に法学部や教育学部なども含めて進路を考えたい受験生は総合入試文系も選択肢になります。

★北海道大学文学部で学べること

北海道大学文学部は、4コース・18研究室で構成されています。

文学、歴史、哲学といった伝統的な人文学だけでなく、心理学、社会学、地域科学、映像文化、博物館学なども専門的に学べる点が特徴です。

◎哲学・文化学コース

哲学・文化学コースでは、次のような分野を学べます。

・哲学・倫理学
・宗教学・インド哲学
・芸術学
・博物館学

「人間はどのように生きるべきか」「知るとは何か」「文化や芸術にはどのような意味があるのか」といった根本的な問題を考えるコースです。

思想や宗教に関心がある人だけでなく、美術、音楽、文化財、博物館などに興味がある人にも向いています。

◎歴史学・人類学コース

歴史学・人類学コースには、次の研究分野があります。

・日本史学
・東洋史学
・西洋史学
・考古学
・文化人類学

日本や世界の歴史を文献から研究するだけでなく、遺跡や出土品を扱う考古学、世界の民族や文化を調査する文化人類学も学べます。

過去の出来事を暗記するのではなく、史料や資料を読み解きながら、「なぜその出来事が起きたのか」「社会や文化がどのように変化したのか」を考えていくコースです。

◎言語・文学コース

言語・文学コースには、次の研究分野があります。

・欧米文学
・日本古典文化
・中国文化
・映像・現代文化
・言語科学

日本文学、英米文学、中国文学などに加えて、言葉の仕組みを研究する言語学や、映画・映像・現代文化なども研究対象になります。

小説を読むことが好きな人だけでなく、外国語、メディア、映画、アニメ、言葉の歴史や構造などに興味がある人にも適したコースです。

◎人間科学コース

人間科学コースには、次の研究分野があります。

・心理学
・行動科学
・社会学
・地域科学

人間の心や行動、社会の仕組み、地域や環境と人間との関係などを研究します。

文学部という名称からは想像しにくいかもしれませんが、実験、調査、統計的な分析などを用いて、人間や社会を実証的に研究する分野も充実しています。

★北海道大学文学部のカリキュラム

1年次は、外国語や一般教育科目など、北海道大学の学生として必要な幅広い教養を学びます。

2年次以降は専門科目が本格的に始まり、概論・概説、専門講義、演習などを履修します。

3年次以降は文献読解、調査、研究方法などを身につけ、4年次には学びの集大成として卒業論文を執筆します。

授業選択の自由度が比較的高く、所属するコースの専門科目だけでなく、本人の関心や意欲に応じて、ほかの分野や学際的な科目も履修できます。

そのため、入学前から研究したいテーマが決まっている人はもちろん、「歴史と文学の両方に関心がある」「心理学と社会学を学びながら専門分野を決めたい」という人にも適しています。

★北海道大学文学部の難易度

パスナビが掲載している2027年度入試の難易度では、北海道大学文学部の共通テスト得点率のボーダーは、前期日程・後期日程ともに78%、前期日程の偏差値は62.5とされています。

ただし、共通テストのボーダーは合格可能性を判断するための目安であり、78%を取れば必ず合格できるという意味ではありません。

令和8年度入試における合格者の共通テスト素点平均は、前期日程が791.31点、後期日程が810.67点でした。

実際に合格を安定して狙うには、共通テストで8割前後を継続して取れる力をつけておきたいところです。

★北海道大学文学部の倍率

令和8年度入試結果

日程 募集人員 志願者数 志願倍率 受験者数 受験倍率 当初合格者数
前期日程 118名 312名 2.6倍 308名 2.6倍 122名
後期日程 37名 314名 8.5倍 114名 3.1倍 49名

令和8年度の前期日程は、募集人員118名に対して312名が志願し、志願倍率は2.6倍でした。

後期日程は、募集人員37名に対して314名が志願し、志願倍率は8.5倍です。

ただし、後期日程は前期日程の合格や欠席によって実際の受験者が大きく減少し、受験者数は114名、受験倍率は3.1倍となっています。

後期日程は志願倍率だけを見ると非常に高く見えますが、志願者全員が実際に受験するわけではありません。

それでも募集人員が37名と少ないため、共通テストで高得点を確保したうえで、小論文まで含めた十分な対策が必要です。

★令和8年度の合格者平均点・最低点

日程 満点 合格者平均点 合格最低点 共通テスト素点平均
前期日程 765点 597.79点 566.45点 791.31点
後期日程 515点 391.21点 375.65点 810.67点

前期日程の合格者平均得点率は約78.1%、合格最低得点率は約74.0%です。

後期日程は、合格者平均得点率が約76.0%、合格最低得点率が約72.9%となっています。

年度によって問題の難易度や平均点は変化するため、過去の合格最低点を目標にするのではなく、合格者平均点を安定して上回ることを目標に対策することが重要です。

★北海道大学文学部・前期日程の入試科目

前期日程では、大学入学共通テストと個別学力検査の合計で合否が決まります。

大学入学共通テストの受験科目

教科 受験内容
国語 必須
地理歴史・公民 指定科目から2科目
数学 数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・C
理科 基礎科目から2出題範囲を選択することが原則
外国語 英語などから1科目
情報 情報Ⅰ必須

地理歴史・公民では、地理、日本史、世界史、公共・倫理、公共・政治経済などから2科目を受験します。

ただし、「公共、倫理」と「公共、政治・経済」の組み合わせは選択できません。

理科は、原則として物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎から2つの出題範囲を選択します。

基礎を付していない理科2科目を受験した場合は、200点満点の合計点を100点満点に換算して利用します。

前期日程の共通テスト配点

教科 配点
国語 60点
地理歴史・公民 80点
数学 60点
理科 40点
外国語 60点
情報 15点
合計 315点

共通テストの素点は1,000点ですが、北海道大学文学部では315点に圧縮されます。

特に地理歴史・公民が80点で、ほかの教科よりやや高い配点になっています。

★前期日程の個別学力検査

前期日程の二次試験は、次の3教科です。

教科 内容 配点
国語 必須 150点
地理歴史または数学 どちらか1教科を選択 150点
外国語 英語などから1科目 150点
合計 450点

国語、選択科目、外国語がそれぞれ150点で、完全な均等配点です。

選択科目は、世界史、日本史、地理または数学から選びます。公民を二次試験の選択科目にすることはできません。

数学を選択する場合の範囲は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cで、数学Bは数列、数学Cはベクトルなどが出題範囲となります。

共通テスト315点、二次試験450点の合計765点満点なので、二次試験の割合は約59%です。

そのため、共通テストで一定の得点を確保することはもちろん、二次試験の国語・外国語・選択科目をバランスよく仕上げることが合格のポイントになります。

★北海道大学文学部・後期日程の入試科目

後期日程では、大学入学共通テストと小論文によって合否が決まります。

後期日程の配点

試験 教科・科目 配点
共通テスト 国語 60点
共通テスト 地理歴史・公民 60点
共通テスト 数学 60点
共通テスト 理科 40点
共通テスト 外国語 80点
共通テスト 情報 15点
個別試験 小論文 200点
合計 515点

後期日程では、共通テスト315点、小論文200点の合計515点満点です。

前期日程よりも外国語の比重が高く、共通テスト外国語は80点に換算されます。また、小論文は全体の約39%を占めます。

後期日程の小論文

文学部の小論文では、高校までに学んだ知識を前提として、人文科学を学ぶために必要な次の力が評価されます。

  • 読解力
  • 発想力
  • 論述力

募集要項には、出題文に英文を含むことも明記されています。

単に日本語の文章を書く練習だけではなく、英文を正確に読み、内容を整理して日本語で論じる練習も必要です。

令和8年度募集要項を参照していますので、最新情報は改めて確認ください。
ボーダーなどはパスナビを参照しています。

★北海道大学文学部の学習アドバイス

1.共通テストは8割を目標にする

文学部前期日程の共通テスト配点は315点で、二次試験よりも圧縮されています。

しかし、共通テストで大きく失点すると、二次試験での逆転が難しくなります。

パスナビのボーダーが78%で、令和8年度合格者の共通テスト素点平均も前期約79.1%、後期約81.1%だったことから、まずは共通テスト8割を安定して取ることを目標にしましょう。

国語や英語だけでなく、数学、理科、情報まで受験が必要です。

文系科目に時間をかけすぎて、数学や理科基礎、情報の対策が後回しにならないよう注意してください。

2.前期日程は3教科を均等に仕上げる

二次試験は、国語、外国語、地理歴史または数学が、それぞれ150点です。

英語だけ、国語だけで点数を稼ぐという戦い方は難しく、3教科すべてで安定した得点が必要になります。

得意科目で高得点を狙うことは重要ですが、苦手科目でも大きな失点をしないことを優先しましょう。

3.英語は精読と記述を早い段階から練習する

北海道大学文学部では、前期日程の外国語が150点、後期日程でも共通テスト外国語が80点あります。

単語や文法の暗記だけでなく、長い英文の論理構造を正確に読み取る力、自分の言葉で内容を説明する力を身につけることが重要です。

英文を読んだ後に、次の点を確認する習慣をつけましょう。

  • 各段落の役割は何か
  • 筆者の主張と具体例はどこか
  • 日本語で要約するとどうなるか

4.国語は根拠を文章中から示す練習をする

国語では、何となく内容を理解するだけではなく、設問に対して必要な要素を選び、論理的に答案へまとめる力が求められます。

記述問題を解いた後は、模範解答と自分の答案を比べて、次の点を確認してください。

  • 必要な要素が抜けていないか
  • 本文の言葉を適切に使えているか
  • 質問に直接答えているか
  • 主語と述語が対応しているか

記述答案は、自分だけで採点すると改善点を見落としやすいため、学校や塾の先生から添削を受けることも効果的です。

5.地理歴史と数学は早めに選択を決める

前期日程では、二次試験で地理歴史または数学のどちらかを選びます。

どちらを選んでも150点なので、単純に好き嫌いだけで決めるのではなく、過去問を確認したうえで、安定して点数を取れる科目を選びましょう。

数学を選ぶ場合は、計算結果だけでなく、途中の論理や説明を記述する練習が必要です。

地理歴史を選ぶ場合は、用語の暗記に加えて、出来事の背景、因果関係、地域間の比較などを文章で説明できる状態を目指しましょう。

6.後期日程の小論文は添削を前提に対策する

後期日程の小論文は200点あり、合否を大きく左右します。

対策では、次の流れを繰り返すことが大切です。

  1. 課題文を正確に読む
  2. 筆者の主張を整理する
  3. 問いに対する自分の結論を決める
  4. 根拠や具体例を配置する
  5. 制限時間内に文章を書く
  6. 添削を受けて書き直す

英文を含む課題文にも対応できるように、英語長文を日本語で要約する練習も取り入れましょう。

★北海道大学文学部はこんな人におすすめ

北海道大学文学部は、次のような受験生におすすめです。

・文学、歴史、哲学、言語に関心がある
・心理学や社会学を文学部で学びたい
・一つの分野に限定せず、幅広く人文科学を学びたい
・本や資料を読み、自分で問いを立てることが好き
・自分の考えを文章で表現する力を伸ばしたい
・卒業論文を通して一つのテーマを深く研究したい

文学部では、知識を覚えるだけでなく、資料を読み、問題を発見し、自分の考えを論理的に伝える力が求められます。

北海道大学文学部が求める学生像としても、人間社会への知的好奇心、計画的に学ぶ姿勢、現代社会の問題を自分の言葉で表現する力などが挙げられています。

★まとめ:北海道大学文学部は共通テストの安定感と二次試験3教科の完成度が重要

北海道大学文学部は、文学や歴史、哲学だけでなく、言語学、心理学、社会学、考古学、文化人類学、地域科学など、人間や社会に関する幅広い分野を学びたい受験生にとって魅力的な学部です。

令和8年度の前期日程では、募集人員118名に対して312名が志願し、志願倍率は2.6倍でした。合格者の平均点は765点満点中597.79点、合格最低点は566.45点です。

共通テストのボーダーは78%とされており、令和8年度入試における前期日程合格者の共通テスト素点平均も約79.1%でした。

北海道大学文学部を目指す受験生は、まず共通テストで安定して80%前後を得点できる状態を目指したいところです。

また、北海道大学文学部の前期日程では、共通テスト315点に対して、個別学力検査が450点あります。

個別学力検査では、国語150点、外国語150点に加えて、地理歴史または数学から1教科を選択し、150点分を受験します。

つまり、北海道大学文学部は、共通テストで大きく崩れない安定感を身につけたうえで、二次試験の3教科をバランスよく仕上げることが求められる入試です。

英語や国語だけを得点源にするのではなく、地理歴史または数学を含めた3教科すべてで、大きな失点をしない状態を作ることが合格のカギになります。

特に、二次試験で地理・日本史・世界史・数学のどれを選ぶかは、北海道大学の対策だけでなく、併願校の受験科目にも大きく関わります。

高校3年生になってから慌てて科目を変更するのではなく、過去問との相性や現在の得意科目、併願予定の大学まで確認したうえで、早い段階から受験全体の方針を整理しておきましょう。

また、後期日程では共通テストに加えて、200点分の小論文が課されます。

小論文の出題文には英文が含まれる可能性もあるため、後期日程まで受験する場合は、英語の読解力と日本語の論述力を並行して鍛える必要があります。

「共通テストで何%を目指すべきか」

「二次試験の選択教科を地理・日本史・世界史・数学のどれにするべきか」

「数学で受験する場合、併願校との相性に問題はないか」

「文学部や人文学部を中心に、私立大学をどう併願するか」

「前期日程で合格を取り切るために、どの科目を優先すべきか」

「後期日程の小論文対策をいつから始めるべきか」

こうした判断は、一人ひとりの得意科目や現在の学力、志望理由、併願校によって変わります。

北海道大学文学部を本気で目指すなら、早い段階で自分専用の受験戦略を作っていきましょう。

北海道大学文学部を目指すなら、ホクガクの個別相談へ

ホクガクでは、北海道大学を目指す受験生向けに、志望学部ごとの入試情報・学習計画・二次試験対策をもとにした個別サポートを行っています。

北海道大学文学部の前期日程では、共通テストで安定した得点を確保したうえで、個別学力検査で課される国語・外国語・地理歴史または数学をバランスよく仕上げる必要があります。特に、二次試験で地理歴史と数学のどちらを選ぶか、後期日程の小論文対策をどのように進めるか、併願校をどう組むかは、早い段階で整理しておくことが重要です。

「今の成績で北海道大学文学部を目指せるのか知りたい」
「共通テストで何%を目標にすべきか相談したい」
「二次試験で地理・日本史・世界史・数学のどれを選ぶべきか迷っている」
「後期日程まで受験するべきか相談したい」
「文学部・人文学部の併願校も含めた受験戦略を立てたい」

という方は、ぜひ一度ホクガクの個別相談をご活用ください!

ホクガクの無料個別相談はこちら