こんにちは、ホクガク事務局です!
北海道大学を目指している受験生の中には、「北大は浪人生が多い?」「浪人すると北大入試で不利になる?」「現役生に比べて、浪人生はどのくらい合格している?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、令和8年度(2026年度)の北大前期日程合格者に占める現役生の割合は72.1%です。
現役生以外を浪人生とみなして単純計算すると、北大前期日程合格者の浪人率は約27.9%となります。つまり、合格者のおよそ4人に1人以上が浪人生にあたる計算です。詳しいデータは、代々木ゼミナール「北海道大学―合格者の現役・女子・道内占有率」で確認できます。
公開されているのは「現役占有率」であり、一浪・二浪・高卒認定などの詳しい内訳ではありません。本記事では、100%から現役占有率を引いた数値を、便宜上「浪人率」「現役生以外の割合」として紹介します。
北海道大学の浪人率は約27.9%

令和8年度の入試データによると、北海道大学の前期日程合格者に占める現役生の割合は72.1%でした。したがって、現役生以外の割合は次のように計算できます。
100%-72.1%=27.9%
| 区分 | 令和8年度の割合 |
|---|---|
| 現役生 | 72.1% |
| 現役生以外 | 27.9% |
北大では現役合格者が多数を占めていますが、浪人生が珍しいわけではありません。前期日程だけでも、合格者の4人に1人以上が現役生以外です。そのため、浪人して北大へ進学した場合でも、年齢や経歴が大きく目立つ環境ではないと考えられます。
北海道大学の浪人率の推移
北大前期日程における現役占有率と、そこから計算した現役生以外の割合は次のとおりです。
| 入試年度 | 現役占有率 | 現役生以外の割合 |
|---|---|---|
| 令和4年度(2022年度) | 72.4% | 27.6% |
| 令和5年度(2023年度) | 74.1% | 25.9% |
| 令和6年度(2024年度) | 73.2% | 26.8% |
| 令和7年度(2025年度) | 74.0% | 26.0% |
| 令和8年度(2026年度) | 72.1% | 27.9% |
直近5年間を見ると、北大前期日程の現役生以外の割合は、おおむね26~28%程度で推移しています。年度別の推移は、代々木ゼミナールの北海道大学入試データで確認できます。
なお、平成29年度(2017年度)の前期日程では現役占有率が61.2%で、現役生以外の割合は38.8%でした。近年は以前に比べて現役合格者の割合が高くなっていますが、それでも毎年一定数の浪人生が合格しています。
北海道大学の後期日程は浪人率がやや高い

令和8年度の北大後期日程では、合格者に占める現役生の割合が67.3%でした。したがって、現役生以外の割合は32.7%です。
| 日程 | 現役占有率 | 現役生以外の割合 |
|---|---|---|
| 前期日程 | 72.1% | 27.9% |
| 後期日程 | 67.3% | 32.7% |
後期日程では、合格者のおよそ3人に1人が現役生以外となっています。令和8年度に限って比較すると、前期日程よりも後期日程のほうが、浪人生に相当する割合が高くなっています。後期日程の学部別データは、代々木ゼミナールの現役占有率一覧をご確認ください。
ただし、後期日程は募集人数が少ない学部・学科も多いため、数人の違いで割合が大きく変わることがあります。また、他の難関国立大学を前期日程で受験した受験生も集まりやすく、倍率や合格者層が前期日程とは異なります。
学部・選抜群別の浪人率
令和8年度前期日程の現役占有率から、現役生以外の割合を計算すると次のようになります。
| 学部・選抜群 | 現役占有率 | 現役生以外の割合 |
|---|---|---|
| 総合入試文系 | 78.8% | 21.2% |
| 文学部 | 72.1% | 27.9% |
| 教育学部 | 65.0% | 35.0% |
| 法学部 | 75.2% | 24.8% |
| 経済学部 | 76.4% | 23.6% |
| 総合入試理系 | 71.2% | 28.8% |
| 医学部医学科 | 65.5% | 34.5% |
| 医学部保健学科 | 78.2% | 21.8% |
| 歯学部 | 45.0% | 55.0% |
| 獣医学部 | 54.5% | 45.5% |
| 水産学部 | 75.7% | 24.3% |
令和8年度前期日程では、歯学部の現役生以外の割合が55.0%、獣医学部が45.5%となっています。一方、総合入試文系は21.2%、医学部保健学科は21.8%でした。出典は、代々木ゼミナール「合格者の現役占有率」です。
ただし、この数字だけを見て「歯学部は浪人生が有利」「総合入試文系は浪人生が不利」と判断することはできません。学部によって募集人数や志願者層、入試科目、合格最低点が異なり、募集人数の少ない学部では年度による変動も大きくなります。
総合入試理系は選抜群によって浪人率が異なる
| 総合入試理系の選抜群 | 現役占有率 | 現役生以外の割合 |
|---|---|---|
| 数学重点選抜群 | 70.8% | 29.2% |
| 物理重点選抜群 | 64.8% | 35.2% |
| 化学重点選抜群 | 66.1% | 33.9% |
| 生物重点選抜群 | 73.6% | 26.4% |
| 総合科学選抜群 | 80.8% | 19.2% |
令和8年度では、物理重点選抜群と化学重点選抜群で現役生以外の割合が比較的高く、総合科学選抜群では現役占有率が80.8%でした。ただし、年度によって割合は変わります。浪人率ではなく、自分の得意科目と配点の相性を優先して選抜群を選びましょう。
北海道大学入試で浪人生は不利になる?

一般選抜では、浪人生だからという理由だけで不利になることは基本的にありません。大学入学共通テスト、個別学力検査、調査書などをもとに合格者が決定され、浪人生であること自体に減点が設けられているわけではありません。
北大の一般選抜制度については、北海道大学「一般選抜」公式ページから最新の募集要項を確認してください。
実際に、令和8年度前期日程では合格者の27.9%が現役生以外であり、浪人生にも十分に合格の可能性があります。
一方、フロンティア入試などの総合型選抜では、募集単位によって出願資格が定められています。「卒業見込みの者」に限定されている募集単位もあるため、浪人生が一般選抜以外を検討する場合は、必ず最新の募集要項で出願資格を確認してください。
浪人生が北海道大学を目指すメリット
1年間を受験勉強に使える
浪人生は、高校の授業、部活動、学校行事などがないため、自分の課題に合わせて勉強時間を組みやすくなります。現役時に未完成だった数学Ⅲ・Cや理科、地歴・公民などを、基礎から復習する時間も確保できます。
現役時の失点原因を分析できる
一度北大や共通テストを受験している場合は、共通テストで失点した科目、二次試験で解けなかった分野、時間不足、記述不足などを実際の結果から分析できます。
過去問演習の時間を確保しやすい
基礎を早めに完成させられれば、夏から秋以降に北大の過去問へ十分な時間を使えます。過去問は、採点だけでなく、失点原因の分析、参考書での復習、解き直しまで行いましょう。
浪人生が注意したいポイント
現役時と同じ勉強を繰り返さない
浪人しても、現役時と同じ参考書を同じ方法で進めるだけでは、成績が伸びない可能性があります。勉強時間不足、基礎不足、過去問演習不足、出願戦略など、現役時に合格できなかった原因を明確にしましょう。
勉強時間ではなく到達度を確認する
「今日は10時間勉強した」という数字だけで満足せず、英単語を何語覚えたか、数学のどの分野を自力で解けるようになったか、過去問で何点取れたかを確認してください。
共通テスト対策を後回しにしない
二次試験対策に集中しすぎて、国語、地歴・公民、情報などを秋以降にまとめて対策すると、二次試験の学習時間が圧迫されます。共通テストだけで使用する科目も春から少しずつ続けましょう。
生活リズムを崩さない
入試は午前中から実施されます。起床、食事、勉強開始、就寝の時間を決め、入試本番に合わせた生活リズムを維持しましょう。
一人で抱え込まない
浪人生活では、学校の友人や先生と話す機会が減り、学習の軌道修正が遅れることがあります。模試の結果や学習計画について、定期的に相談できる環境をつくりましょう。
北大を目指す浪人生の年間学習計画
4~6月|基礎の完成と失敗原因の分析
- 共通テストと二次試験の自己採点を見直す
- 苦手分野を一覧にする
- 英単語・英文法を復習する
- 数学の典型問題を解き直す
- 理科や地歴の未完成分野を学習する
- 志望学部の配点を確認する
7~8月|標準問題を完成させる
夏は、北大の過去問へ進むために標準問題の完成度を高めます。数学や理科では、解説を読めば分かる状態ではなく、自力で方針を立てて答案を作れる状態を目指しましょう。
9~11月|北大の過去問演習
秋からは北大の過去問演習を本格化させ、失点を知識不足、解法不足、読み違い、計算ミス、記述不足、時間不足などに分類します。失点原因に合わせて参考書へ戻り、類題を解いてから過去問を解き直しましょう。
12~1月|共通テスト対策
共通テスト直前期は、本番形式の問題を使って時間配分を固めます。ただし、12月まで共通テスト対策を行わないのは危険です。秋以前から定期的に演習してください。
共通テスト後|二次試験対策
共通テスト後は、自己採点をもとに出願先を検討し、北大の二次試験対策へ集中します。共通テストの得点だけで感情的に判断せず、過去の合格最低点、共通テストと二次試験の配点、自分の得意科目を確認して出願を決めましょう。
二浪以上でも北大を目指せる?
二浪以上であっても、一般選抜で必要な得点を取れば北大合格を目指せます。ただし、公表されている現役占有率からは、一浪・二浪以上の細かな内訳までは分かりません。
「二浪だから不利になるのでは」と年齢だけを心配するより、共通テストと二次試験で必要な得点を取れる状態かどうかを確認することが大切です。
面接がある選抜を受験する場合は、浪人期間に何を改善し、どのように学習してきたのかを説明できるようにしておきましょう。
浪人するか迷ったときに考えること
- 北大で学びたい分野が明確か
- 他大学では目的を実現できないのか
- 現役時の得点と合格ラインにどのくらい差があるか
- 1年間で改善できる課題か
- 生活費や予備校費用を含めて家族と相談できているか
- 1年間勉強を続ける意思があるか
- 合格できなかった場合の進路も考えているか
浪人すれば必ず合格できるわけではありません。一方で、不合格の原因を正確に分析し、改善できる環境を整えれば、浪人して北大に合格する可能性は十分にあります。
北海道大学では浪人生も珍しくない

令和8年度の北大前期日程では、現役生の割合が72.1%、現役生以外の割合が27.9%でした。後期日程では、現役生以外の割合が32.7%となっています。
大切なのは、浪人という1年間をどのように使うかです。現役時の失敗原因を分析し、基礎を早めに完成させ、共通テストと北大二次試験の両方で得点できる計画を立てましょう。
北大再挑戦に向けた勉強計画を立てたい方へ
浪人生の北大対策では、勉強時間を増やすだけでなく、現役時の失点原因を分析し、1年間の学習内容を組み直す必要があります。
ホクガクでは、北海道大学を目指す浪人生に向けて、現役時の共通テスト・二次試験の分析、志望学部に合わせた年間計画、使用する参考書の整理、北大の過去問演習、共通テスト後の出願判断などについてご相談を受け付けています。
「現役時と同じ勉強を繰り返してよいか不安」「北大まであと何点必要か知りたい」「浪人生活の年間計画を立てたい」という方は、ぜひ無料個別相談をご利用ください。