こんにちは、北海道大学受験専門オンライン家庭教師「ホクガク」運営事務局です!
北海道大学を目指していると、
「共通テストは何割取ればいい?」
「二次試験では何割くらい必要?」
「合格者は実際にどのくらい得点している?」
「前期と後期では必要な得点率が違う?」
と気になる方も多いのではないでしょうか。
北海道大学では、一般選抜の合格者について、総合点の最高点・最低点・平均点と、共通テスト素点の平均点を公表しています。
そこでこの記事では、直近の令和8年度一般選抜の合格者平均点をもとに、北海道大学の前期日程・後期日程について、共通テストの平均得点率、個別試験の得点率の目安、総合点の平均得点率、合格者最低点の得点率をまとめます。
※この記事は、北海道大学が公表している令和8年度一般選抜の合格者平均点等をもとに作成しています。個別学力検査だけの平均点は公表されていないため、記事内の「個別試験得点率」は公式データから算出した概算値です。
まず結論|北大合格者の共通テスト得点率はどのくらい?

北海道大学の令和8年度合格者平均を見ると、前期日程では学部・募集単位によって差はありますが、
共通テストはおおむね75~80%前後
が一つの中心になります。
文系学部では、
文学部:79.1%
教育学部:78.1%
法学部:77.7%
経済学部:78.0%
となっています。
総合入試理系でも、
数学重点選抜群:75.0%
物理重点選抜群:76.1%
化学重点選抜群:76.8%
生物重点選抜群:78.5%
総合科学選抜群:79.1%
となっています。
一方、医学部医学科は86.3%、獣医学部は87.3%と、かなり高い共通テスト得点率になっています。
また、後期日程ではさらに高くなる傾向があります。
平均点が公表されている募集単位では、
文学部81.1%、法学部80.8%、経済学部82.6%、理学部化学科83.3%、農学部83.4%、獣医学部85.5%などとなっています。
つまり北大を目指す場合、
前期ならまず共通テスト80%前後を安定して取れる状態を目指し、後期まで視野に入れるなら80%台前半以上を狙っていく
というのが一つの目安になります。
ただし、医学部医学科・獣医学部などはさらに高い得点率が求められるため、志望学部ごとに目標点を設定することが重要です。
この記事でいう「個別試験得点率」について

ここは重要なので、最初に説明しておきます。
北海道大学が公表している合格者平均点では、
「総合点平均」と「共通テスト素点平均」は公表されていますが、「個別学力検査等だけの平均点」は公表されていません。
さらに北大では、共通テストをそのまま1000点満点で合否判定に利用するのではなく、学部・募集単位ごとに所定の配点へ換算します。
そのため、大学が公表している共通テスト素点平均だけから、個別試験平均を完全に正確に逆算することはできません。
この記事の「個別試験得点率」は、共通テスト素点の平均得点率が換算後の共通テスト得点にもおおむね反映されると仮定して算出した概算値です。
したがって、表中の「個別試験目安」は北海道大学公式発表の数値ではなく、受験戦略を考えるための参考値として見てください。
北海道大学 前期日程の得点率

令和8年度前期日程の合格者平均を得点率に換算すると、次のようになります。
| 学部・募集単位 | 共通テスト平均 | 個別試験目安 | 総合平均得点率 | 合格者最低得点率 |
|---|---|---|---|---|
| 総合入試 文系 | 77.8% | 約75.0% | 76.2% | 72.8% |
| 総合入試 理系 数学重点 | 75.0% | 約71.4% | 72.9% | 68.6% |
| 総合入試 理系 物理重点 | 76.1% | 約72.3% | 73.9% | 69.8% |
| 総合入試 理系 化学重点 | 76.8% | 約70.3% | 73.0% | 68.4% |
| 総合入試 理系 生物重点 | 78.5% | 約68.3% | 72.5% | 67.2% |
| 総合入試 理系 総合科学 | 79.1% | 約73.7% | 75.9% | 71.2% |
| 文学部 | 79.1% | 約77.5% | 78.1% | 74.0% |
| 教育学部 | 78.1% | 約77.9% | 78.0% | 74.2% |
| 法学部 | 77.7% | 約78.7% | 78.3% | 74.6% |
| 経済学部 | 78.0% | 約80.1% | 79.2% | 75.3% |
| 医学部 医学科 | 86.3% | 約84.3% | 85.1% | 81.5% |
| 医学部 保健学科 看護学専攻 | 67.9% | 約66.8% | 67.2% | 60.7% |
| 医学部 保健学科 放射線技術科学専攻 | 72.8% | 約64.4% | 67.8% | 63.1% |
| 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 | 72.0% | 約62.0% | 66.1% | 63.0% |
| 医学部 保健学科 理学療法学専攻 | 69.9% | 約64.3% | 66.6% | 62.1% |
| 医学部 保健学科 作業療法学専攻 | 66.4% | 約64.7% | 65.4% | 60.3% |
| 歯学部 | 72.9% | 約67.0% | 69.2% | 64.7% |
| 獣医学部 | 87.3% | 約84.5% | 85.7% | 83.2% |
| 水産学部 | 74.1% | 約65.1% | 68.8% | 64.1% |
※共通テスト平均得点率は、北海道大学が公表する共通テスト素点平均を1000点満点として算出しています。
※総合平均得点率・合格者最低得点率は、北海道大学公表の傾斜配点後の総合点から算出しています。
※個別試験目安は概算値であり、北海道大学が公表した個別試験平均点ではありません。
文系前期は共通テストも二次試験も8割近くが合格者平均
文学部・教育学部・法学部・経済学部を見ると、かなり共通した傾向があります。
文学部:共通テスト79.1%/総合平均78.1%
教育学部:共通テスト78.1%/総合平均78.0%
法学部:共通テスト77.7%/総合平均78.3%
経済学部:共通テスト78.0%/総合平均79.2%
つまり文系学部では、
「共通テストだけ取れればいい」「二次試験だけで逆転すればいい」のではなく、共通テスト・二次試験の両方で8割近くを狙える総合力が重要
です。
北大文系を第一志望にする場合は、共通テスト対策だけに偏らず、英語・国語・数学などの記述対策も早い段階から進めておきましょう。
総合入試理系は共通テスト75~79%、総合点は7割台前半が中心
北大の総合入試理系では、文系学部とは少し傾向が異なります。
令和8年度の共通テスト平均は75.0~79.1%でしたが、総合平均得点率は72.5~75.9%程度となっています。
例えば数学重点選抜群では、共通テスト75.0%、総合平均72.9%。化学重点選抜群では、共通テスト76.8%、総合平均73.0%です。
北大の理系二次試験では数学・理科・英語の記述力が求められるため、共通テストと同じ感覚で高得点が取れるとは限りません。
そのため総合入試理系では、
共通テストで75~80%程度を確保しつつ、二次試験ではまず7割前後を安定して取れる状態を目指す
という考え方が一つの目安になります。
ただし、その年度の問題難易度によって得点率は変動するため、7割を取れば必ず合格できるという意味ではありません。
医学部医学科・獣医学部は共通テスト85%超が合格者平均
前期日程で特に得点率が高いのが、医学部医学科と獣医学部です。
医学部医学科の令和8年度合格者は、共通テスト素点平均が863.01点で、
得点率86.3%。
総合平均は714.62点/840点で、
85.1%でした。
獣医学部はさらに高く、共通テスト素点平均872.91点で
87.3%、
総合平均は85.7%です。
さらに合格者最低総合得点率でも、
医学部医学科:81.5%
獣医学部:83.2%
となっています。
したがって、この2学部では、
共通テスト85%は「取れたら安心」ではなく、合格者平均レベル
として考える必要があります。
北海道大学 後期日程の得点率
続いて後期日程です。
北海道大学では、当初合格者数が10名以下の募集単位について、合格者の平均点等を公表していません。
そのため、教育学部や理学部数学科・物理学科など、一部は非公表となっています。
| 学部・学科 | 共通テスト平均 | 個別試験目安 | 総合平均得点率 | 合格者最低得点率 |
|---|---|---|---|---|
| 文学部 | 81.1% | 約67.9% | 76.0% | 72.9% |
| 教育学部 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 法学部 | 80.8% | 約80.1% | 80.4% | 77.1% |
| 経済学部 | 82.6% | 約75.3% | 80.4% | 77.1% |
| 理学部 数学科 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 理学部 物理学科 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 理学部 化学科 | 83.3% | 約75.5% | 79.5% | 76.3% |
| 理学部 生物科学科 生物学専修 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 理学部 生物科学科 高分子機能学専修 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 理学部 地球惑星科学科 | 非公表 | 非公表 | 非公表 | 非公表 |
| 薬学部 | 82.6% | 約68.7% | 77.1% | 73.5% |
| 工学部 応用理工系学科 | 83.4% | 約82.0% | 82.9% | 78.3% |
| 工学部 情報エレクトロニクス学科 | 83.5% | 約79.2% | 81.8% | 76.1% |
| 工学部 機械知能工学科 | 84.3% | 約82.0% | 83.4% | 78.2% |
| 工学部 環境社会工学科 | 81.9% | 約75.4% | 79.4% | 74.8% |
| 農学部 | 83.4% | 約74.6% | 80.0% | 75.8% |
| 獣医学部 | 85.5% | 約76.3% | 80.7% | 78.9% |
| 水産学部 | 77.1% | 約63.5% | 71.8% | 68.3% |
※令和8年度合格者平均による計算です。
※個別試験目安は概算値です。
※獣医学部の個別学力検査等には面接の配点も含まれます。
※合格者数等の関係により、北海道大学が平均点を公表していない募集単位があります。
北大後期は共通テスト80%台が中心

後期日程を見ると、前期よりも共通テスト平均得点率が高いことが分かります。
平均点が公表されている募集単位では、水産学部の77.1%を除き、ほとんどが80%を超えています。
特に、
工学部 応用理工系学科:83.4%
工学部 情報エレクトロニクス学科:83.5%
工学部 機械知能工学科:84.3%
農学部:83.4%
獣医学部:85.5%
となっています。
したがって北大後期を本格的に選択肢に入れるのであれば、
共通テスト80%を一つの目安とし、学部によっては83~85%程度を狙う
という考え方が直近の合格者平均から見た目安になります。
後期工学部は共通テスト・個別試験ともに高水準
後期の中でも特に注目したいのが工学部です。
令和8年度の総合平均得点率は、
応用理工系学科:82.9%
情報エレクトロニクス学科:81.8%
機械知能工学科:83.4%
環境社会工学科:79.4%
でした。
共通テスト平均もすべて80%を超えています。
さらに今回の概算では、応用理工系学科・機械知能工学科では個別試験も約82%が目安となっています。
つまり北大工学部後期は、
共通テストだけで逃げ切る入試ではなく、数学・理科の個別試験でも高い得点力が必要
と考えておいた方がよいでしょう。
北大後期は前期より難しい?
得点率だけを見ると、後期の方が高い募集単位が多くあります。
ただし、前期と後期では試験科目や配点そのものが異なるため、単純に「後期の方が何%難しい」と比較することはできません。
例えば文学部・教育学部・法学部・経済学部では、後期の個別試験として小論文が課されます。
理系でも、薬学部・農学部・水産学部後期では理科2科目、工学部後期では数学+理科など、前期の総合入試とは試験内容が異なります。
そのため後期では、
共通テストで高得点を取れているかに加えて、自分の得意科目と後期の試験科目・配点が合っているか
まで確認して出願することが重要です。
合格者最低得点率を目標にするのはおすすめしない
表を見ると、「最低点が74%なら74%を取ればいい」と思う方もいるかもしれません。
しかし、合格者最低点はあくまでその年度の最も低い合格者の総合点です。
例えば前期文学部は、
合格者最低得点率74.0%
合格者平均得点率78.1%
です。
前期経済学部も、
合格者最低得点率75.3%
合格者平均得点率79.2%
となっています。
本番では問題の難易度や受験者層、自分の得意不得意によって得点は上下します。
そのため、最低点ギリギリではなく、「合格者平均点を取るには何点必要か」を基準に目標を設定する
ことをおすすめします。
北大前期なら共通テスト何%を目標にすればいい?
直近の合格者平均を踏まえると、一般的な目安は次の通りです。
文系学部:80%前後
総合入試理系:75~80%以上
医学部医学科:85%以上
獣医学部:85%以上
ただし、これは「この点数を取れば合格できる」というボーダーではありません。
共通テストが合格者平均を少し下回っていても、二次試験で得点できれば合格する可能性はあります。
反対に、共通テストで平均を超えていても、二次試験で大きく失点すれば不合格になる可能性があります。
北大は共通テストと個別学力検査等を合わせて合否を判定するため、自分の志望学部の配点から逆算して目標点を決めることが重要です。
北大後期なら共通テスト何%を目標にすればいい?
後期の場合は、前期より高めに目標を設定しておきたいところです。
令和8年度実績では、平均点が公表されている多くの学部・学科で共通テスト平均が80%を超えています。
そのため、
後期全体:まず80%以上
工学部・農学部など:83%前後
獣医学部:85%以上
を一つの目安として考えることができます。
共通テスト終了後には単純な得点率だけではなく、
「自分の得点が北大の換算配点では何点になるのか」
「後期の個別試験で何点取れば合格者平均に届くのか」
まで計算して出願を判断しましょう。
まとめ|北大は共通テストと二次試験をセットで考えよう

北海道大学の令和8年度合格者平均を見ると、前期の主要な文系学部では共通テスト78~79%前後、総合入試理系では75~79%前後が中心でした。
医学部医学科・獣医学部では、共通テスト平均が85%を超えています。
後期ではさらに共通テストの平均得点率が高く、平均点が公表されている多くの募集単位で80%台となっています。
前期文系:共通テスト78~80%前後
前期総合入試理系:75~79%前後
医学部医学科・獣医学部:85%以上が合格者平均
後期:多くの学部で共通テスト80%台
目標は最低点ではなく合格者平均点を基準にする
北大合格を考えるうえで大切なのは、共通テストの得点率だけを見ることではありません。
共通テストで何%取るか、個別試験で何%取るか、その組み合わせで総合点をどこまで伸ばせるか
を考える必要があります。
まずは自分の志望学部について、令和8年度の合格者平均点を一つの目標として、共通テストと二次試験それぞれの目標点を逆算してみましょう。
北大で何点取ればいいか分からない方へ
あなたの得点から北大合格までの目標点を一緒に整理します
「共通テスト模試で今75%だけど北大に間に合う?」
「自分の学部なら二次試験で何割必要?」
「前期と後期、それぞれどこまで得点すればいい?」
という方は、北海道大学受験専門オンライン家庭教師「ホクガク」の無料個別相談をご活用ください。
北海道大学は、学部・入試方式によって共通テストと個別試験の配点が大きく異なります。
現在の模試得点を北大の配点に換算し、「共通テストであと何点」「二次試験で何点」を取れば合格者平均に近づけるのかを一緒に整理していきましょう。
※この記事内の共通テスト得点率・総合得点率は、北海道大学が公表している令和8年度合格者平均点等をもとに算出しています。個別試験得点率については、個別学力検査のみの平均点が公表されていないため概算値です。実際の出願時には必ず北海道大学の最新の入試情報をご確認ください。