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北海道大学の併願校はどこがおすすめ?併願戦略を学部別に解説

2026.08.30

北海道大学の併願校はどこがおすすめ?併願戦略を学部別に解説

こんにちは、北海道大学受験専門オンライン家庭教師「ホクガク」運営事務局です!

北海道大学を第一志望にしている受験生から、

「北大を受ける人は、どこの大学を併願している?」
「私立大学は何校くらい受ければいい?」
「北大の後期日程を受けるべき?」

といった相談をよく受けます。

結論からいうと、北大受験の併願校は、単純に「北大より偏差値が低い大学」を選べばよいわけではありません。



北大対策との科目の相性、共通テストの得点状況に加えて、自分の志望学部・学びたい分野があるか、実際に進学したいと思える大学かまで考えて組むことが重要です。

この記事では、北海道大学を第一志望とする受験生に向けて、北大後期を受験する場合の考え方や、学部系統別の私立大学の併願候補について解説します。

※令和9年度(2027年度)北海道大学入学者選抜要項は公表されていますが、一般選抜の学生募集要項については今後公表される予定です。実際に出願する際は、必ず最新の募集要項を確認してください。

北海道大学の最新の入試情報はこちら(公式HP)

北海道大学の後期日程を受験する方法もある

「北海道大学に進学したい」という気持ちが強い受験生であれば、前期だけでなく、後期日程でも北大を受験する方法があります。

令和9年度入試で予定されている後期日程の募集人員と、直近の令和8年度入試の倍率をまとめると次の通りです。

学部 令和9年度
後期募集人員
令和8年度
志願者数
令和8年度
志願倍率
令和8年度
受験倍率
文学部 37名 314名 8.5倍 3.1倍
教育学部 10名 163名 16.3倍 7.4倍
法学部 40名 404名 10.1倍 4.5倍
経済学部 20名 218名 10.9倍 3.7倍
理学部 53名 481名 9.6倍 4.2倍
薬学部 24名 263名 11.0倍 4.0倍
工学部 139名 991名 7.1倍 2.8倍
農学部 53名 471名 8.9倍 3.5倍
獣医学部 10名 129名 8.6倍 5.3倍
水産学部 50名 423名 8.5倍 3.9倍

※令和9年度募集人員と令和8年度募集人員が異なる学部があります。令和8年度の倍率は令和8年度の募集人員をもとにした実績です。

令和8年度の志願者・合格者等の詳細はこちら(北海道大学公式)

ここで特に注意したいのが、


「北大後期=北大前期の滑り止め」ではない

令和8年度の北大後期日程では、全体の志願倍率が8.8倍でした。

教育学部では16.3倍、薬学部では11.0倍、経済学部では10.9倍と、非常に高い志願倍率になっています。

後期日程では、前期に北大を受験した人だけでなく、前期に他の難関国公立大学を受験した層も出願候補になります。



北大後期も難関入試です。「前期がだめでも後期で受かればいい」と考えず、私立大学を含めた併願戦略を事前に考えておきましょう。

北大受験生の私立併願は「3段階」で考えよう

私立大学の併願校を考えるときは、次の3段階に分けると考えやすくなります。

① 北大と同程度、または北大以上の難易度の大学

② 実力相応の大学

③ 合格可能性を高めに見込める大学

例えば、模試で北大がA判定だからといって、私立大学も難関校だけを受験すればよいとは限りません。

国公立大学と私立大学では入試科目や問題形式が異なるため、
北大で合格圏に入っていても、私立大学では思うように得点できない
ことがあります。

反対に、私立大学を受けすぎると、2月の北大二次試験対策に使える時間が減ってしまいます。


併願校の難易度だけでなく、北大対策との相性まで考えて受験校を決めることが大切です。

文学部・教育学部志望の私立併願校候補

北海道大学文学部・教育学部を志望する場合、文学・教育・人文系の学部が主な併願候補になります。

大学 学部 パスナビ偏差値
早稲田大学 文学部 67.5~70.0
早稲田大学 教育学部 62.5~67.5
上智大学 文学部 60.0~67.5
上智大学 総合人間科学部 52.5~65.0
明治大学 文学部 57.5~65.0
立教大学 文学部 57.5~62.5
中央大学 文学部 52.5~60.0
同志社大学 文学部 57.5~62.5
立命館大学 文学部 52.5~60.0

早稲田大学や上智大学は、北大志望者にとっても簡単な併願先ではありません。

明治大学・立教大学・中央大学・同志社大学・立命館大学なども含め、難易度に幅を持たせて受験校を考えるとよいでしょう。

また、文学部・教育学部は大学によって学べる分野が大きく異なります。文学・歴史・心理・教育など、自分が大学で学びたい分野があるかまで確認してください。

法学部・経済学部志望の私立併願校候補

大学 学部 パスナビ偏差値
早稲田大学 法学部 67.5
早稲田大学 政治経済学部 67.5~70.0
慶應義塾大学 法学部 65.0~67.5
慶應義塾大学 経済学部 67.5
上智大学 法学部 60.0~65.0
上智大学 経済学部 62.5~70.0
明治大学 法学部 60.0~62.5
明治大学 政治経済学部 60.0~62.5
中央大学 法学部 57.5~62.5
中央大学 経済学部 55.0~57.5
同志社大学 法学部 60.0
同志社大学 経済学部 60.0
立命館大学 法学部 55.0~57.5
立命館大学 経済学部 55.0~60.0

早稲田大学・慶應義塾大学などは、北大志望者であってもチャレンジ校になり得ます。

一方、明治大学・中央大学・同志社大学・立命館大学なども含めることで、難易度の異なる併願先を組み合わせやすくなります。

法学部・経済学部は選択肢が多いからこそ、偏差値だけでなく、志望する学部があるか、受験科目が北大対策と重なるか、試験日程に無理がないかまで確認しましょう。

理学部・工学部志望の私立併願校候補

大学 学部 パスナビ偏差値
早稲田大学 基幹理工学部 65.0~67.5
早稲田大学 創造理工学部 65.0
早稲田大学 先進理工学部 65.0~67.5
慶應義塾大学 理工学部 65.0
東京理科大学 理学部第一部 60.0~62.5
東京理科大学 工学部 57.5~62.5
東京理科大学 創域理工学部 55.0~60.0
明治大学 理工学部 57.5~62.5
立教大学 理学部 57.5
同志社大学 理工学部 57.5~62.5
立命館大学 理工学部 50.0~57.5

理系では、偏差値と同じくらい受験科目との相性が重要です。

北大対策として数学・物理・化学を勉強している場合、それらをそのまま使える入試方式なら、私立大学専用の対策を増やしすぎずに済みます。



北大の二次試験対策を最優先にしつつ、その勉強を生かせる私立大学・入試方式を選ぶことがポイントです。

農学部・獣医学部・水産学部志望の私立併願校候補

農学部・獣医学部・水産学部では、同じ理系でも大学によって学べる内容がかなり異なります。

農学・生命科学系

大学 学部 パスナビ偏差値
明治大学 農学部 60.0~62.5
東京農業大学 農学部 47.5~55.0
東京農業大学 応用生物科学部 50.0~55.0
東京農業大学 生命科学部 52.5~55.0

獣医学系

大学 学部・学科 パスナビ偏差値
日本獣医生命科学大学 獣医学部 45.0~62.5
北里大学 獣医学部 37.5~60.0
北里大学 獣医学科 60.0

水産・海洋系

大学 学部 パスナビ偏差値
北里大学 海洋生命科学部 50.0

特に獣医学部では、学部全体の偏差値ではなく、獣医学科そのものの難易度を確認することが重要です。

また、農学部・水産学部でも、
「植物を研究したい」「食品を学びたい」「海洋生物を研究したい」など、志望する分野によって適切な大学は変わります。

偏差値だけではなく、自分の学びたい分野があるかまで確認して併願校を選びましょう。

薬学部志望の私立併願校候補

大学 学部 パスナビ偏差値
東京理科大学 薬学部 60.0
北里大学 薬学部 52.5~55.0
星薬科大学 薬学部 52.5~55.0
明治薬科大学 薬学部 45.0~52.5

薬学部志望の場合は、偏差値だけでなく、
薬剤師を目指す6年制の薬学科か、研究を中心とする4年制の学科か
を確認する必要があります。

北大薬学部との併願を考える場合も、将来薬剤師を目指すのか、創薬・生命科学などの研究に進みたいのかまで考えて学科を選びましょう。

医学部医学科志望の私立併願校候補

北海道大学医学部医学科を目指す場合、私立医学部を併願する受験生もいます。

大学 学部・学科 パスナビ偏差値
東京慈恵会医科大学 医学部医学科 70.0
日本医科大学 医学部 70.0
岩手医科大学 医学部医学科 60.0~62.5
埼玉医科大学 医学部医学科 62.5

医学部医学科の場合は、一般的な学部以上に偏差値だけで併願校を決めることができません。

学費、入試日程、面接、問題傾向なども含めて受験校を検討する必要があります。

東京慈恵会医科大学や日本医科大学はパスナビ偏差値70.0となっており、北大医学部志望者にとっても難関の併願先です。

共通テスト利用入試も上手に使おう

北大受験生は、共通テストに向けて幅広い科目を勉強します。

そのため私立大学の併願では、共通テスト利用方式も検討してみましょう。

私立大学の一般入試を何校も受験すると、大学ごとの過去問対策だけでなく、移動や試験そのものにも時間を使います。

共通テスト利用方式を組み合わせることで、


北大二次試験の勉強時間を確保しながら、私立大学の合格を狙える場合があります。

ただし、共通テスト利用方式は募集人数が少なかったり、一般方式より高い得点率が必要になったりする大学もあります。

「共通テスト利用だから合格しやすい」とは限らない点には注意しましょう。

北大受験生におすすめの併願パターン

北大への進学を最優先する場合

前期:北海道大学

後期:北海道大学

私立:難易度の異なる大学を複数校

北大への志望度が非常に高く、後期募集がある学部を志望している場合のパターンです。

ただし、北大後期は令和8年度で全体志願倍率8.8倍となっており、決して安全な入試ではありません。

国公立大学への進学も重視する場合

前期:北海道大学

後期:別の国公立大学

私立:実力相応校を中心に複数校

「北大が第一志望だが、国公立大学への進学も重視したい」という受験生に向いています。

後期大学は共通テスト後に初めて探すのではなく、高3の秋頃までには複数の候補を確認しておきましょう。

併願校を決めるときに確認したいポイント

① 自分の志望する学部・学科があるか
大学名だけではなく、大学で学びたい内容や研究分野まで確認しましょう。

② 実際に進学したいと思える大学か
併願校も大切な進学先の候補です。教育内容やキャンパス、卒業後の進路なども確認しておきましょう。

③ 北大対策と受験科目が重なるか
新しい科目や特殊な問題対策が必要になる大学を受けすぎると、北大対策の負担になります。

④ 北大前期の直前に入試が集中しないか
2月は北大の過去問演習を仕上げたい時期です。私立入試の日程も必ず確認しましょう。

⑤ 共通テスト利用方式を活用できないか
北大受験のために行ってきた共通テスト対策を、そのまま私立併願に生かせる場合があります。

北大の併願校は「大学名」だけで決めない

北海道大学の併願校を考えるとき、「北大受験生は○○大学を受けるらしい」という理由だけで決める必要はありません。

重要なのは、
自分が学びたい学部・分野があり、なおかつ北海道大学の受験対策との両立ができる大学を選ぶことです。

併願校を増やしすぎて、1~2月に私立大学対策ばかりになってしまえば、本命である北大の二次試験対策が不足してしまう可能性もあります。

「どこを受けるか」だけではなく、「何校受けるか」「どの方式で受けるか」「どこまで個別対策をするか」まで含めて考えることが大切です。

北大の併願校選びに迷ったらホクガクへ

北海道大学の併願校・受験戦略を一緒に考えます

「自分の共通テスト模試の点数なら、どこを併願すればいい?」
「北大後期まで受けた方がいい?」
「私立大学を何校受ければいいかわからない」

という方は、北海道大学受験専門オンライン家庭教師「ホクガク」の無料個別相談をご活用ください。

北大の志望学部、現在の成績、共通テストの得点状況などによって、適切な併願戦略は一人ひとり異なります。

北海道大学への合格可能性を最大限高めることを中心に、前期・後期・私立大学まで含めた受験校の組み方を一緒に整理していきましょう。

※私立大学の偏差値は、旺文社「大学受験パスナビ」に掲載されている2027年度入試向けのボーダー偏差値を参照しています。学科・入試方式によって数値が異なるため、実際の出願時には各大学およびパスナビの最新情報をご確認ください。

大学・学部ごとの最新の偏差値はパスナビから確認できます